2月の娘につたえたいみるここきっちんでも、ご紹介していた「おこしもの」
愛知県では、みなさまおなじみのおひなさまのお菓子です。
作り方は、本当にシンプル
ですので、こちらの地方では、
ちいさな子供たちもつくることのできるおひなさまの風物詩なんですよね。
蒸したての「おこしもの」は、そのまま、お砂糖やきな粉、お醤油をつけて食べたり・・・・
おひなさまに、お供えして、少し固くなったものは、
オーブントースターやグリルで軽く焼いて、甘辛い砂糖醤油で食べるのが定番の食べ方かと・・・・
実は、「おこしもの」は、専用の型をつかってつくることが多いのですが、
今回は、私の祖父の家に伝わっている型をつかって、つくりました。
このほかにも、おひなさまをかたどった型や、梅の花をかたどったもの、のし型のものなど
本当にさまざまな型が、その家々に伝わっています。
我が家の型・・・・何十年もつかわれてきたものです。
でも、実は、私の実家ではすでに「おこしもの」をつくる習慣がなく、
いつも、近くの和菓子屋さんで購入していました
子供ごころに、もちもちしたおこしもちは、おひなさまの特別なお菓子でして、
早く食べたくて食べたくて(笑)
「おひなさまにお飾りしてからですよ!!!」と母に叱られながら、
3月3日をとっても楽しみにしていたことを今でもはっきり覚えています。
そんな「おこしもの」、昔は、各集落ごとに、
ご近所さんが集まって作っていたこともおおかったようです。
きっと型をもちよりでつくっていたのでしょうね。
我が家のおこしものの型には、裏返すと
わたしのおじいちゃんのそのまたおじいちゃんの名前が黒々と大きく書かれています。
一番古いもので、現存しているものは「明治十五年」の記載が・・・・
そんな型をつかっての「おこしもの」・・・・
わたしの祖父をはじめとするご先祖さまのおもいも伝えたくて、
ぜひうちのふーちゃんの初節句のおひなさまにお供えしようとおもいます。
ということで、新米おばあちゃまのわたし、
今からこねこねして、明日、飛行機で届けることにいたします(笑)
明日のおひなさまに、ぜひみなさまもおつくりくださいね。
おこしものの型がなくても、クッキー型で抜いたり、
そのまま粘土細工のように手でかたちづくっても大丈夫ですよ!
【華やかおひなさまのおこしもの】
①上新粉(米粉)300gにお湯200㏄を加え、最初はさいばしで混ぜる。
水では、上手くこねられませんので、熱湯を加えてくださいね。
べたべたにならないように、少しずつ様子を見ながらお湯は加えてください。
触れるくらいになったら、手でこねて全量の1/3くらいをとり、
それをまた3等分して、野菜パウダー(人参・ほうれん草・かぼちゃ)で
それぞれ薄く色を付ける。
食紅でつけてもよい。(耳たぶのかたさくらいがよい)
②木型にラップを敷いて、色の生地を置き、上から白い生地をのせて、
再びラップをおいて、上からしっかり押さえる。
③型からぬいたおこしものは、オーブンシートにのせて、蒸し器で15分ほど蒸す。
蒸しあがったら、うちわであおいですばやく冷ますとつやが出る。
④砂糖醤油をつけたり、お砂糖やきな粉をつけてたべる。
翌日、軽くオーブントースターで焼いてもおいしい。
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